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1章:医学医療総論

日本の医療計画(医療の確保に必要な5事業)

  

日本の医療計画(医療の確保に必要な5疾病)

  

医の倫理

ヒポクラテスの誓い  医の倫理の基本
ジュネーブ宣言 1948年世界医師総会で規定 ヒポクラテスの誓いの倫理精神を現代化したもの
ヘルシンキ宣言 インフォームドコンセント・自発的同意などの臨床研究を定めたもの
リスボン宣言 患者の権利宣言で1981年に世界医師会で採択された 自己決定権・代理人の役割・秘密保持などを認めた
アルマアタ宣言 プライマリヘルスケアの大切さを明確に示した最初の国際宣言
ストックホルム宣言 環境保全に関する取り組みの宣言

  

  

その他覚えたほうがよい用語

インフォームドコンセント 患者に治療計画など十分に説明し同意を得ること
セカンドオピニオン かかりつけ医以外の専門的な知識をもった第3者に求める意見または意見を求める行為
リビングウィル 自らの終末期を意思表示を行う

  

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2章:医療制度と社会医学

日本の医療制度

社会医学について

社会的な指標

医療法

医療法 (1)医療提供の理念 (2)医療計画の策定 (3)医療施設の種類 (4)施設基準 
(5)医療施設の開設 広告宣言 (6)インフォームドコンセント (7)入院診療計画書 (8)医療安全対策など

 

医師法・歯科医師法

医師法・歯科医師法 (1)応召業務 (2)無診療治療等の禁止 (3)診療録の記載及び保存等の義務 
(4)保健指導 など

  

特定健康診査の基本的な検査項目

腹囲測定 血糖検査 脂質検査
血圧検査 肝機能検査 尿検査
身体検査 診察・問診

  

  

業務独占

業務独占 医師・歯科医師・看護師・准看護師・薬剤師・助産師など
業務独占でない 保健師(名称独占)

  

3章:病院組織

病院管理・指標について

外来に関する指標

  

入院に関する指標

  

診療連携に関する指標

  

臨床評価指標

1:クリニカルインディケーター・ストラクチャーにおける臨床指標

 ストラクチャー…医療サービスを提供する物質資源・人的資源・組織体制を測る指標

 1:平均在院日数 2:外来/入院比 3:医師一人当たりの入院患者数 4:医師一人当たりの外来患者数

 5:看護師一人当たりの入院患者数 6:看護師一人当たりの外来患者数

2:クリニカルインディケーター・プロセスにおける臨床指標

 プロセス…実際にサービスを提供する主体の活動や他機関との連携体制を測る指標

 1:救急カテーテル実施時間 2:脳梗塞患者における初期少量アスピリン投与率

 3:脳梗塞患者における早期リハビリ開始率 4:結核入院患者DOTS実施率

3:クリニカルインディケーター・アウトカムにおける臨床指標

 アウトカム…医療サービスの結果としての住民の健康状態を測る指標

 1:再入院率 2:満足度 3:有害事象発生率 4:死亡・抑制率

 5:転倒・転落率 6:予定しない再手術 7:予定しない外来処置後の入院

 8:2日以内のICUへの再入室 9:退院患者中の褥瘡の発生率(2度以上) 10:75歳以上入院中の骨折率

  

  

地域医療

(1)地域連携モデル 診療所間連携:診療所ごとの専門性に合わせて紹介を行うのが基本
病院診療所間連携:診療所の外来診療から入院に切り替えなければならない場合や病院検査機能を利用する際に発生する
病院間連携:各病院の専門機能と患者の機能によっては他の専門病院や高度医療機関に転送したり治療方針のコンサルを行う
(2)疾病連携モデル 対象:「小児救急」・「糖尿病」・「急性心筋梗塞」・「がん」・「脳卒中」
関連医療機関病院が各疾患のどの病期を担当するのかなど、地域での役割を明確にしている
(3)地域連携パス 疾病ごとの情報連携を標準化して地域での医療連携を支援する

  

  

遠隔診療の対象

(1)在宅酸素療法を行っている患者  在宅酸素療法を行っている患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、心電図、血圧、脈拍、呼吸数等の観察を行い、在宅酸素療法に関する継続的助言・指導を行うこと。
(2)在宅難病患者  在宅難病患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、心電図、血圧、脈拍、呼吸数等の観察を行い、難病の療養上必要な継続的助言・指導を行うこと。
(3)在宅糖尿病患者  在宅糖尿病患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、血糖値等の観察を行い、糖尿病の療養上必要な継続的助言・指導を行うこと。
(4)在宅喘息患者  在宅喘息患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、呼吸機能等の観察を行い、喘息の療養上必要な継続的助言・指導を行うこと。
(5)在宅高血圧患者  在宅高血圧患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、血圧、脈拍等の観察を行い、高血圧の療養上必要な継続的助言・指導を 行うこと。
(6)在宅アトピー性皮膚炎患者  在宅アトピー性皮膚炎患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、アトピー性皮膚炎等の観察を行い、アトピー性皮膚炎の療養上必要な継続的助言・指導を行うこと。
(7)褥瘡のある在宅養患者  在宅療養患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、褥瘡等の観察を行い、褥瘡の療養上必要な継続的助言・指導を行うこと。
(8)在宅脳血管障害療養患者  在宅脳血管障害療養患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、運動機能、血圧、脈拍等の観察を行い、脳血管障害の療養上必要な継続的助言・指導を行うこと。
(9)在宅がん患者  在宅がん患者に対して、テレビ電話等情報通信機器を通して、血圧、脈拍、呼吸数等の観察を行い、がんの療養上必要な継続的助言・指導を行うこと。
参考:平成27年厚生労働省発表

  

  

遠隔医療

(1)遠隔放射線診断 CTやMRIなどのデジタル情報として生成される画像を遠隔地にいる放射線の専門科医に読影を依頼する
(2)遠隔病理診断 組織プレパラートを専門家に送付して所見と診断を報告する。
(3)遠隔皮膚科診断 カメラなどで撮影した皮膚画像を通信機器で専門家に相談する。
(4)救急医療 患者の重症度によって、3段階で対応。初期(一次)・二次・三次救急と区別される。

  

  

  

  

4章:医学・看護学

血液学的検査

白血球数 高値:白血病、感染症、自己免疫疾患など
低値:ウイルス感染症、再生不良性貧血など
赤血球数 高値:赤血球増加症、多血症
低値:貧血
ヘモグロビン 高値:赤血球増加症、多血症
低値:貧血
ヘマトクリット 高値:赤血球増加症、多血症
低値:貧血
血小板数 高値:出血、本態性血小板血症、慢性骨髄性白血病など
低値:白血病、再生不良性貧血など
PT 延長:肝硬変、急性肝炎、ビタミンK欠乏症、第1・2・5・7・10因子欠乏症
APTT 延長:ヘパリン治療中、肝硬変、肝癌、ビタミンK欠乏症など

  

生化学的検査

総蛋白(TP) 高値:多発性骨髄腫、自己免疫性肝炎など
低値:ネフローゼ症候群、重症肝障害など
アルブミン 高値:
低値:ネフローゼ症候群、重症肝炎、悪液質
アルブミン/グロブリン比(A/G比) 高値:原発性免疫不全症候群、後天性免疫不全症候群など
低値:多発性骨髄腫、肝疾患、ネフローゼ症候群など
AST(GOT) 高値:心筋梗塞、急性肝炎など
低値:ー 
ALT(GPT) 高値:急性・慢性肝炎など
低値:ー 
ALP 高値:急性・慢性肝炎、肝硬変、胆道系疾患
低値:ー 
LDH(乳酸脱水素酵素) 高値:心不全、心筋梗塞、急性肝炎、悪性リンパ腫など
低値:ー 
血清尿酸(UA) 高値:痛風、高尿酸血症など
低値:低尿酸血症、尿細管性アシドーシス、重症肝障害など
血清クレアチニン 高値:腎不全など
低値:尿崩症、筋ジストロフィー
BUN(血中尿素窒素) 高値:腎不全
低値:尿崩症、肝不全
γ-GTP 高値:アルコール性肝障害、薬物性肝障害、胆道系疾患、閉塞性黄疸
低値:ー 

  

尿検査

尿蛋白 陽性(1+〜3+):慢性糸球体腎炎、糖尿病腎症などの腎障害
陰性:ー 
尿潜血 陽性(1+〜3+):糸球体腎炎、間質性腎炎、尿路感染、尿路結石、尿路腫瘍など
陰性:ー
尿糖 陽性(1+〜4+):糖尿病、胃切後、甲状腺機能亢進症、腎性糖尿、腎不全など
陰性:ー
尿ウロビリノーゲン 陽性(2+〜4+):急性・慢性肝炎、肝硬変、アルコール性肝障害、心不全など
陰性:ー

  

腫瘍マーカー

肺がん SCC抗原、CYFRA
肝がん AFP、PIVKA-2、αフェトプロフェン
大腸がん CEA
すい臓がん CA19-9、CA50
卵巣がん CA125
前立腺がん PSA、PAP

  

炎症マーカー

炎症マーカー CRP上昇、白血球数増加、赤血球沈降速度亢進

  

疾患別:異常がでる検査項目

肝臓疾患 「血液」:AST(GOT)、ALT(GPT)、LD(LDH)、ALP、γ-GTP、Ch-E、ビリルビン
総蛋白、アルブミン、アンモニア窒素など
腎臓疾患 「尿」:蛋白、潜血、白血球、尿沈渣、NAG
「血液」:赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、クレアチニン、血中尿素窒素、電解質
心疾患 「血液」:AST(GOT)、LD(LDH)、CK、CK-MB、ミオグロビン、心筋トロポニンT、BNP
脂質異常 「血液」:総コレステロール、HDLコレステロール、LDLコレステロール、中性脂肪、リン脂質
糖尿病 「尿」:糖、蛋白、ケトン体、比重、アルブミン
「血液」:HbA1c、糖、インスリン、C-ペプチド
血液疾患 「血液」:赤血球、白血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット、血小板
出血傾向 「血液」:血小板、PT、APTT、フィブリノーゲン、出血時間

  

疾患と検査

肺炎  白血球数高値、赤沈亢進、CRP上昇、寒冷凝集反応(マイコプラズマ肺炎)
「検査」:胸部X線、呼吸機能検査、血液ガス
肺結核症  白血球数高値、赤沈亢進、CRP上昇、胸水
「検査」:胸部X線、末梢血検査、胸部CT検査
気管支喘息  血清IgE、好酸球増加、1秒率低下
「検査」:スパイログラム、胸部X線
慢性閉塞性肺疾患(COPD)  SpO2低下、PaO2低下、1秒率低下
「検査」:スパイロメトリー、動脈血ガス、胸部X線、胸部CT
原発性肺がん  腺がん:CEA 扁平上皮癌:CYFRA、SCC
「検査」:胸部X線、胸部CT、呼吸機能検査、腫瘍マーカー、腫瘍生検など
狭心症  ST低下、冠攣縮性発作時はST上昇
「検査」:心電図、負荷心電図、心筋シンチグラム、冠動脈CTなど
心筋梗塞  ST上昇、Q派出現、冠性T派、左脚ブロック、CK・トロポニン上昇
「検査」:心電図、心エコー、胸部X線など
本態性高血圧症  蛋白陽性、BUN上昇など
「検査」:尿検査、腎機能検査、胸部X線、心電図、心エコー、眼底検査など
動脈硬化  総コレステロール・HDLコレステロール・中性脂肪・リポ蛋白上昇
「検査」:胸・腹部X線、頭部CT、心電図、血圧脈波検査など
大動脈解離  白血球数上昇、CRP上昇、赤沈亢進
「検査」:心電図、胸・腹部X線、超音波検査、CT検査、MRI検査など
バージャー病(閉塞性血栓性血管炎)  ヘマトクリット高値
「検査」:超音波検査、血管造影検査など
食道がん  SCC高値、血清Ca高値
「検査」:内視鏡検査、超音波内視鏡検査、CT検査など
胃がん  CEA
「検査」:内視鏡検査、超音波内視鏡検査、腹部超音波検査、腹部CT、PET検査など
大腸がん  赤血球低値、CEA上昇
「検査」:腹部X線
急性ウイルス肝炎  AST、ALT高値、プロトロンビン延長
「検査」:血液生化学検査、腹部超音波検査など

  

合併症

糖尿病 糖尿病の三大合併症:腎障害、網膜障害、神経障害
高血圧 脳卒中、各種心臓病、腎障害など

  

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